台湾茶の中でも発酵度の高く、紅茶にも通じる味わいで人気の高い烏龍茶です。
気温が高い時期に発生する小さな虫、ウンカに養分を吸われた芽を使っている原料独特のウンカ香は蜜香とも称されます。
元々、青心大冇 (チンシンターパン)という品種で作られていましたが、近年は大葉烏龍や台茶12号(金萱)、台茶17号(白鷺)など様々な品種でも作られています。
こちらのロットは金萱を用いた東方美人になり、コクのある甘みを持つ品種の特性と東方美人の製法が相まって厚みのある蜜香を放っています。
青心大冇 のロットよりも赤みを帯びた水色で、より紅茶に近い味わいになります。
生産地:台湾 桃園市
標高:約200m
製茶時期:2023年6月
品種:金萱
発酵度:重発酵
焙煎度:----
焙煎時期:----
焙煎方法:----
入れ方のポイント:
抽出時間を長めにしても苦渋みのそれ
程でないお茶ですので、入れ方に気を
使わなくても大丈夫です。
洗茶又は温潤法などで、1煎めは飲ま
ずにサッと抽出し、2煎めから始める
のがおすすめです。
<水出し抽出の目安>
水(常温)500ccに対し茶葉 4〜6g 冷蔵庫で約1日。(味の好みでは半日でも可)