萎凋香 釜炒り番茶 [べにふうき] 

釜炒り茶用に一芯2葉で手摘みした後の遅れ芽を刈り、釜炒り番茶に仕上げました。まだまだ若くみるい芽がたくさんある贅沢な“番茶”です。
摘採後、釜炒りの前の段階で萎凋を数時間行っているので、青臭みも抜けておりスッキリした烏龍茶のような雰囲気もあります。

熱湯で入れる場合は100℃ではなく90℃くらいにすると苦味が出ずにすっきりと飲めます。
爽やかですっきりとした味わいと品種と萎凋による華やかな香りが出せるので、水出しが特におすすめです。

高塚さんの栽培するべにふうきは釜炒り緑茶でも紅茶でも苦味が強くなく、口当たりが優しいのが特徴です。
こちらは熟成移行中で、心樹庵の取り扱っている高塚さんの萎凋香釜炒り番茶の中では最もフレッシュさを感じられるロットです。


品種:べにふうき(茶農林44号)
来歴:「べにほまれ♀」多田元吉 が1887年頃にインドから導入した種子から選抜された品種。
   「枕Cd86 ♂」槇有恒 (まきゆうこう) 氏が、農林省を通して鹿児島県に寄贈した種子から育成された茶樹。
    日本で初めての紅茶・半発酵茶兼用品種で、枕崎野菜茶業試験場にて育成。1993年に農林登録。
品種特徴:紅茶用品種としては耐寒性が強く、味の強い紅茶ができます。 
     アレルギー等への機能性があるメチル化カテキンを多く含んでいますが、メチル化カテキンを利用するため
     には、十分に成熟した葉を緑茶として加工する必要があります。


生産者:高塚 貞夫
生産地:静岡県 牧之原市 切山地区
標高:約200m
土壌:赤土(石混じり)
栽培:畝仕立て(樹齢 約20年)
農法:農薬不使用栽培
摘採:乗用型摘採 手摘み含年間2〜3回
製茶日:2022年5月18日 


※ 未記入の箇所は、分かり次第更新していく予定です。
型番 6123-22
在庫状況 残り24袋です
販売価格
500円(税込540円)
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