純手工 明前蒙頂甘露 『極』


四川省の蒙山(蒙頂山)は前漢末期に禅師呉理真によって茶の木が植えられ、栽培茶の発祥の地として知られています。
四川省は温暖な気候を活かして2月にはすでに茶摘みが始まる早場の産地ですが、蒙頂山の1200m以上を超す高海抜地域では、春先の気温も低く、萌芽は低海抜の地域に比べてかなり遅くなります。

この一帯でも製茶機械が普及してからは完全な手作りでの製茶が激減しましたが、このお茶は稀少な完全手工で作られています。
日中地元の女性たちが一芯摘みした芽を数時間静置し、夜間に製茶します。一度に炒れる量は限られているので、製茶歴20年以上のベテランでも一晩に2.5キロしか作れません。
完全手炒りは機械製茶よりも外観の色がやや黒ずむので、贈答用にはあまり使われませんが、茶通の人にとっては味わいの奥深さ、回甘や余韻の強さは半手工の機械製茶と比べて別格なため、少ない生産量に反して引き合いの多いお茶です。

重厚な香味からは一芯とは思えないほどの葉力の強さが伝わってきます。


製法:緑茶

生産地:中国 四川省 雅安市
       雨城区 蒙頂山

製茶年度:2023年3月27日

茶種:群体種(古くからこの辺りで栽培されている小葉種の実生在来)

※ 茶葉の画像は、撮影条件により実際と多少色味が異なる場合がございます。



50g (お徳用)20g (標準)5g (お試し)
型番 7202-23
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3,300円(税込3,564円)
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50g (お徳用)20g (標準)5g (お試し)