大和白茶【実生在来】 　10g


2013年に新規就農した栢下さんは、メインの天日干し釜炒り茶以外にも蜜香紅茶や寒茶など様々な製法のお茶に取り組んでいます。
萎凋させながら揉まずに乾燥させるだけのシンプルな白茶も栢下さんの栽培管理方法と適した製法です。
無施肥栽培なので肥料由来の窒素分が非常に少ないため、葉痛みすることなく芳醇な萎凋香を作り出すことができます。

樹齢の古い在来茶樹特有の穏やかな滋味が続きます。
白茶の製法も古樹もスタートダッシュのよさはありませんが、煎を追うごとにじわじわと蜜っぽい甘さが出てきます。
古樹茶は後熟にも非常に向いています。（後熟とは、時間の経過と共に新鮮香は抜けていき、深みのある甘さが増していくことです）

茶種：実生在来
品種特徴：実生在来は、品種茶とは違い、それぞれに個性のある1本1本から作られるいわば天然のブレンドです。

生産者：栢下 裕規
生産地：奈良県 山添村 桐山区 大久保
標高：300〜350ｍ
土壌：花崗岩礫質
栽培：畝仕立て（樹齢60年以上）
農法：無農薬 無施肥栽培
摘採：手摘み（一芯二　年間２〜３回
製法：白茶
摘採日：2021年6月17日


※白茶は揉まずに作るお茶ですので、一般的な烏龍茶や紅茶と違って淡い透明感のある味が特徴です。
よって、他のお茶に比べても使用する水の質によって入れた時の印象が異なる場合があります。


型番 5058-21
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