貢品 伝統蒙頂黄芽 『極』


四川省の蒙山は前漢末期に禅師呉理真によって茶の木が植えられ、栽培茶の発祥の地として知られています。
四川省は温暖な気候を活かして2月にはすでに茶摘みが始まる早場の産地ですが、蒙頂山の1200m以上を超す高海抜地域では、春先の気温も低く、萌芽はかなり遅くなります。

高海抜の産地の樹齢40年以上経た老川種と呼ばれる実生在来種の一芽のみを使い、悶黄の工程を経て摘採から5日以上かけてできた稀少なお茶です。
少量ずつ手すき紙にくるみ悶黄する作業は時間も手間もかかる製茶工程なので、現在は四川省でもこの伝統的な製法でつくる黄茶はとても生産量が少なくなりました。
仕上げまでに4回行う烘焙作業ごとに破砕茶を振るい落とすので、歩留まりは悪いですが雑味のない非常にクリアなのど越しに仕上がっています。
喉越しの滑らかさと茶水の力強さ、余韻の長さは別格です。
今はほんのりと香ばしい火の甘さもありますが、月日と共に落ち着き、芳醇さと深みが増していきます。



製法:黄茶

生産地:中国 四川省 雅安市
       雨城区 蒙頂山

製茶年度:2022年4月3日

茶種:群体種(古くからこの辺りで栽培されている小葉種の実生在来)


※ 茶葉の画像は、撮影条件により実際と多少色味が異なる場合がございます。



50g (お徳用)20g(標準)5g (お試し)
型番 0201-22
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販売価格
3,900円(税込4,212円)
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内容量
50g (お徳用)20g(標準)5g (お試し)