純手工 明前蒙頂石花 『極』


四川省の蒙山は前漢末期に禅師呉理真によって茶の木が植えられ、栽培茶の発祥の地として知られています。
四川省は温暖な気候を活かして2月にはすでに茶摘みが始まる早場の産地ですが、蒙頂山の1200m以上を超す高海抜地域では、春先の気温も低く、萌芽はかなり遅くなります。

石花は蒙山茶の中でももっとも古くから文献に残る歴史銘茶ですが、現在では生産量が少なく希少なお茶となりました。
四川省内でも蒙頂甘露・竹葉青といった緑茶や、碧潭飄雪のようなジャスミン茶はメジャーですが、蒙頂石花はどちらかというとマイナーで玄人好みのお茶です。
2022年産の石花は、群体種・土茶・菜茶などと言われるその土地に古くから残されている在来種で作られています。
こちらのロットも蒙頂山の中でも最高海抜に近い1200mほどの山間で育つ原料から作られているので、摘採は4月に入ってからになります。
気温の上昇が遅い高海抜地域の芽は養分をため込みながらゆっくりと成長するため、一芯芽でも非常に濃厚な味わいがあります。
岩清水のようなキレのある透き通るようなのど越しの良さとミネラル感の強い余韻を堪能していただきたいお茶です。
小さな新芽から想像を超える大地のエネルギーが伝わってきます。長く続く回甘にこのお茶の品格を感じます。


製法:緑茶

生産地:中国 四川省 雅安市
       雨城区 蒙頂山

製茶年度:2022年4月3日

茶種:群体種(古くからこの辺りで栽培されている小葉種の実生在来)

※ 茶葉の画像は、撮影条件により実際と多少色味が異なる場合がございます。



50g (お得用)20g (標準)10g (限定)5g (お試し)
型番 7222-22
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3,300円(税込3,564円)
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