Premium Vintage 月ヶ瀬紅茶 【べにふうき】  2013

生産者の岩田文明さんは、とにかく研究熱心で勉強家。
新茶前の冬の時期になると、どこかしら海外の茶園に訪問し、月ヶ瀬の自然環境に適したお茶に何かしら取り入れる技術があればと、茶畑・工場の設備・製茶方法などあらゆる角度から模索し続けています。
インドのダージリンを始め、アッサム、スリランカ・中国など海外の茶産地での経験を踏まえ、月ヶ瀬の土地や農法ならではの紅茶作りに力を入れています。

2011年から数年間、ウンカが発生する時期(主に8月〜10月初め)にウンカ芽の手摘みによる紅茶を手掛けておられましたが、こちらもその当時の貴重なビンテージロットになります。
蜜香は出来立てよりも時間を置くことでさらに成熟した香りへと変化していきます。約9年経たこのロットは、蜜香、花香、蜂蜜香、メンソール香・・・言葉では言い尽くせないほど複雑で濃密な香りを放っています。
高い香りのポテンシャルを持つべにふうき品種ですが、ウンカ芽を摘むことでさらにエキゾチックな香りへと昇華しています。
大きめのティーポットで一煎で出し切るよりも、小さめの蓋碗などで煎を重ねた方が、より多様な香りを楽しめます。

品種:べにふうき(茶農林44号)
来歴:「べにほまれ♀」多田元吉 が1887年頃にインドから導入した種子から選抜された品種。
   「枕Cd86 ♂」槇有恒 (まきゆうこう) 氏が、農林省を通して鹿児島県に寄贈した種子から育成された茶樹。
    日本で初めての紅茶・半発酵茶兼用品種で、枕崎野菜茶業試験場にて育成。1993年に農林登録。
品種特徴:紅茶用品種としては耐寒性が強く、味の強い紅茶ができます。 
     アレルギー等への機能性があるメチル化カテキンを多く含んでいますが、メチル化カテキンを利用するため
     には、十分に成熟した葉を緑茶として加工する必要があります。

生産者:岩田 文明
生産地:奈良県 奈良市 月ヶ瀬 山ノ下
標高:250〜300m
土壌:山土+黄土
栽培:畝仕立て(樹齢 約7年(製茶当時))
農法:自然循環農法 (無農薬・JAS認定)
摘採:手摘み 年間1〜2回
製法:紅茶[萎凋度:中 発酵度:軽]
製茶期間:2013年10月1日


※ 未記入の箇所は、分かり次第更新していく予定です。
10g (標準)3g (お試し用)
型番 4011-13
在庫状況 残り6袋です
販売価格
1,200円(税込1,296円)
購入数
内容量
10g (標準)3g (お試し用)