都城 【かなやみどり】


一般的にミルク香と表現されるややクセのある香りを持つかなやみどりですが、くどさのないよう上手に品種個性を引き出しています。
濃厚さとコクのある味わいで、重厚感のあるお茶が好きな方には合うと思います。
品種特性である濃い茶葉の色も美しいです。

大石さんの作るお茶におしなべて共通することですが、熱湯で抽出しても雑味や苦味渋味が出ず、非常にクリアな味を楽しめます。
2年ごとに中切り更新を行っているので、茶樹にも力がありそれは煎持ちのよさにも表れます。
この品種を納得のいくまで揉めるようになるまで数年かかったという大石さん。
ピンピンに伸びた美しい外観から製茶の高い技術が伺われます。
大石さん入魂のお茶をぜひご堪能ください。

宮崎県都城市は盆地地形で気温の寒暖差が大きいだけでなく、冬場はマイナス10℃まで下がるほど寒さも厳しいですが、霧も非常に多く発生し、良質のお茶を作ることができる気候環境にあります。
火山灰由来の黒ボク土は養分も多く含まれており、また自家製にこだわって使う肥料もまろやかな味わいを作り出す要因の一つとなっています。


品種：かなやみどり（茶農林 30号）
来歴：「S6（静岡在来6号） ♀」と「やぶきた ♂」を交配した中から育生された品種。登録年 1970年。（金谷茶業試験場）
品種特徴：水色は、濃い緑色で、味わいにコクがあり、乳感のある甘い香り。
　　　　　耐寒性もあり病害虫にも強く収穫量も多いなど、金谷ですばらしい煎茶用品種が育成されたことで命名されました。


生産者：大石 修作
生産地：宮崎県都城市
標高：150〜160ｍ
土壌：黒ボク土系
栽培：畝仕立て（樹齢 30年）
農法：慣行栽培
摘採：乗用型摘採機・年間摘採回数約４回
製法：煎茶［蒸し度：浅〜普通］
製茶ライン：60kgライン
製茶期間：2021年5月2日

※ 未記入の箇所は、分かり次第更新していく予定です。

おすすめの入れ方（目安ですので、お好みで加減してください）
茶葉５g／湯量１００��
一煎目　70℃／60秒
二煎目　70〜80℃／20秒
三煎目　90℃／30秒
四煎目　95℃／2分程度

スッキリとした香味を楽しむ入れ方の一例です。
旨味をもう少し引き出したい場合は、一煎目の湯温を60℃位（その場合抽出時間は少し多めに）からスタートしてください。

100g （WEB限定　お徳用）40g （標準）5g　（お試し用）
型番 0805-21
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販売価格
600円(税込648円)
購入数
袋
内容量
100g （WEB限定　お徳用）40g （標準）5g　（お試し用）