宇治 奥山田 【やぶきた】

京都府と滋賀県の境に位置する宇治田原町奥山田は鎌倉時代に茶の栽培が始まった歴史の古い産地です。江戸時代中期に宇治田原出身の永谷宗円によって現在の煎茶の元となる「青製煎茶製法」が発明されました。修復され現存している宗円の生家はこの茶園のすぐ近くにあります。
大福谷は市街地からそこまで離れてはいませんが、それを感じさせないほど山に囲まれた静かな場所です。谷の地形が功を奏し、霜の被害もめったにないと言います。
宇治田原では現在抹茶の原料となる碾茶、かぶせ茶、玉露などの栽培が盛んですが、このやぶきたは露地栽培のすっきりとした香味の煎茶です。まったりとした旨味の濃いイメージがある宇治茶ですが、このような山の雰囲気を持つ宇治茶をご紹介したく、今期初めて仕入れることになりました。

品種:やぶきた
来歴: 静岡県の在来種から杉山彦三郎翁が明治の末期から 大正年間にかけて選抜 登録年 1953年。
品種特徴:総合的に優れた品質の品種で、甘みのある濃厚な滋味と優雅な香気が特徴。国内で一番栽培されている品種。

生産者:垣内 英材
生産地:京都府 綴喜郡 宇治田原町 奥山田 大福谷
標高:300m
土壌:礫質混ざりの山土
栽培:畝仕立て(樹齢 15〜20年)
農法:慣行栽培
摘採:可搬型摘採機 年間摘採回数2〜3回
製法:煎茶[蒸し度:普通(標準)]
製茶ライン:120kgライン
製茶期間:2020年5月10日


※ 未記入の箇所は、分かり次第更新していく予定です。

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100g (WEB限定 お徳用)40g (標準)5g(お試し用)
型番 0607-20
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900円(税込972円)
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