大和 寒茶 

冬の最も寒い季節である大寒のあたりに、薪火を燃料として使い1時間ほどじっくり蒸した葉を茎から外し、そのまま1週間ほど自然乾燥させて作られる非常に優しい味のお茶です。

かつて日本では至る所で真夏や真冬などの農閑期に自分たちで飲むための茶を作る習慣がありました。そのお茶はカフェインの多い若い芽は使わず、ポリフェノールをたくさん貯めこんだ親葉を使うのが特徴です。それは嗜好性の高いお茶ではなく、何杯飲んでも胃にこたえず、年齢を問わずミネラルを補給できる庶民のお茶でした。
お茶の持つ渋みや苦味などの強い味が苦手であったり、カフェインをあまり摂取したくない方にはおすすめのお茶です。

愛知県豊橋の寒茶が海のミネラルに共通する味わいがあるのに対し、こちらは霧深い山のお茶らしい甘さと香ばしさがあります。

こちらはみなみさやか単一品種のロットになります。
今までのやぶきたよりもすっきりとした味わいです。

品種:みなみさやか
来歴:「宮A−6♀」と「NN27♂」 宮崎県の農業試験場にて 1991年に登録  
    宮A−6→たかちほ×アッサム種とコーカサス種の雑種。 NN27→やぶきた×静岡在来16。 
品種特徴:釜炒り緑茶用にと開発された品種ですが、香気が高く芳香を持っているため、個性的な品種です。
     近年では、萎凋にも向いていることから、烏龍茶や紅茶を作る生産家さんも増えてきています。


生産者:栢下 裕規
生産地:奈良県 山辺郡 山添村
標高:350m
土壌:山土+花崗岩質礫 
栽培:畝仕立て
農法:無農薬無施肥
摘採:可搬式摘採機
製法:蒸し製(薪火)

製茶期間:2022年1月


※ 未記入の箇所は、分かり次第更新していく予定です。
型番 6008-22
在庫状況 在庫 1 袋 売切れ間近
販売価格
300円(税込324円)
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